8月末には広島に引っ越します。その前にガイドに載っていて、
まだ登っていない関西の山に登ろうと思います。あと少し残って
いましたが、伊那佐山と三郎岳もその中のひとつです。
伊那佐山は前に額井岳のあとにチャレンジしましたが、道がわ
からなくて断念していました。今回登れば気分がすっきりします。
伊那佐山と三郎岳は近いから、頑張って歩く計画にしました。
夏の暑さに負けずに出かけました。早朝の電車移動です。
伊那佐山(いなさやま)は榛原駅の近くにも登山口があります
が、前に道がわからなくなったから、今度は比布から登ることに
します。
分岐が多いと迷ってしまいますが、距離が短いとわかりやすそ
うです。断念は嫌ですね。ガイドは比布から榛原駅への縦走にな
っていました。私は三郎岳へと縦走します。
山を眺めて竹橋を渡ります。まだ8時前ですが、暑くなりそう
です。蚊がいないことを願っています。標識を見て山道に入りま
した。木陰の道になります。
樹間から音羽三山が見えていました。青空が広がっています。
分岐です。鳥居がありました。くぐって登ります。あとでこの分
岐に戻ってくるとは、この時は思いませんでした。
分岐から20分で、標高637mの伊那佐山山頂に着きました。
都賀那岐神社に参拝します。大きな建物があります。
昔はここから遠くの景色が見えたのだろうと思います。今は木
が伸びたようです。間からさきほど歩いていた道が見えました。
元気なうちに次にいきましょう。三郎岳に近くなるように東に
下りたいです。山道があったのでそちらに下りました。くねくね
しています。
そのうち南向きになりました。あやしいです。時間かけたのに、
鳥居のある分岐に戻ってしまいました。やはり案内がないと厳し
いです。同じ道を戻ればよかったと反省。
竹橋に戻って車道を歩きます。気を取り直して、近くの草花を
眺めています。虫を探したり、歴史を感じるものがないか注意し
ています。沢城址がありました。城址もあちこちにありますね。
とにかく八滝めざしてひたすら歩きました。トンネルを通過し
たら民家が増えてきました。そして10時半前には高井バス停に
到着です。一安心。バスの時刻を見ておきます。
仏隆寺まで1.9kmとあります。頑張りましょう。
茅葺き屋根の建物が見えてきました。中に仏像が安置してあり
ます。仏隆寺の前でした。まだしばらく車道を歩きます。
人がいたので登山口への道を聞きました。これでスムーズに登
れるでしょう。緑いっぱいの田んぼを見た後に、木陰の山道に入
っていきました。
植林帯です。ササが伸びてきているところがありました。急な
ところにクサリがあります。昔から使われている道なんでしょう。
しっかりしていました。
まずは標高810mの高城山に着きました。木陰の山頂です。
でも展望はあります。休憩によいところですね。空には白い雲が
浮いていました。暑そうです。少し先に休憩所がありました。
さぁ目的の三郎岳に向かいましょう。下ってまた登ります。
12時半に三郎岳山頂に着きました。標高879mです。
目的達成。木がありますが、三角点に日がよく当たっています。
南、西、北と景色がいいですね。山がたくさん見えます。大峰山
や伊那佐山があります。
東の室生村に下山してみたいけど、同じ道を戻ります。バスの
時間が気になるので少し急ぎました。夏の登山時は暑くて予想以
上に時間がかかりますね。下山は早いのに。
高城山で少し休んでから仏隆寺へと下山しました。暑い時間帯
です。時間に余裕ができました。長い石段を見て悩みましたが、
仏隆寺に参拝することにしました。
登りはやはり体力使います。お寺のまわりには水車があって、
和める景色でした。その後は車道を歩いて高井バス停に戻りまし
た。14時14分。影を探してそこでバスを待ちました。
夏の暑い日の思い出です。
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