4月になりました。桜が咲く季節です。滋賀県の綿向山に登っておきたい思いがありました。昼が長くなっているし、雪もないだろうということで、早朝移動で計画しました。標高は1110mの山で、鈴鹿の山々が眺められるはずです。初めて訪ねる日野の町にも興味があります。
朝早くJRで移動します。オレンジ色の近江電車に乗って日野の中心地に向かいます。まだ眠いですが、だんだん目が覚めてきました。バスに乗って移動します。8時半に北畑口終点に到着しました。ここから歩きます。しばらく車道ですが、桜が咲いていたらうれしいです。農道は工事していました。
9時半です。表参道登山口で、右の北尾根コースを選択しました。何人か登っています。すぐに植林帯に入って行きました。土道を歩きます。霜柱ができていました。下山してきた人が、山頂に樹氷はなかったと教えてくれました。一人静かに登っていきます。細い山道もありました。
明るい尾根を通過します。ここでは日野の町が見えました。ちょっと白くかすんでいます。さらに上っていきます。最後は階段の道です。もうひとふんばりします。鳥居と祠が見えてきました。ケルンもありますね。11時13分に綿向山山頂に到着しました。登れました。息を整えながら景色を観賞します。
東の展望がよく見えます。雨乞岳や鎌ケ岳が見えています。いつか登ってみたいものです。ちょっと空が曇っていますね。山の斜面を見ると、草原帯のところがあるようです。落ちついてから、山頂の祠に参拝しました。今日も無事歩けますようにと。。。
さて竜王山の方に周遊します。ブナの変木が多い山だそうです。山道の途中にも、左右のブナの木が、つながっているものがありました。くぐるときっと幸せになれますよ。私もくぐりました。このあと下っていきます。ロープはありますが、けっこう急です。
風が強い中、12時43分に、標高827mの竜王山山頂につきました。人がいなくて静かです。そのまま下り、途中で昼食にしました。10分の休憩です。樹林帯の道ですが、葉っぱがないから、明るい山道でした。下って行くと、車道に合流しますが、こちらには竜王山登山口と書いてありました。
民家がでてきます。西明寺は湖東では有名なお寺です。たくさんのお地蔵様が迎えてくださいました。中に入って本堂に参拝します。お寺が好きな方には、いろいろ見学できそうです。私も楽しみました。このまま車道を歩いて、日野の中心部に向かいます。翌日、霊山に登るために、宿泊することにしています。途中ブルーメの丘の前を通りました。つくしがはえていて、のどかな田園風景でした。
いったんホテルに入って、荷物を整理して着替えてから、日野観光をしました。昔ながらの建物が多いです。近江商人の町だったそうです。蒲生氏郷公の像がありました。ソメイヨシノが咲き始めています。夕暮れを見ながら、路地を歩いて、当時に思いをはせました。歴史を感じる町は楽しいですね。
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